交際は続いている。関係が悪いわけでもない。それなのに、結婚の話だけが動かない。周りの状況が変わっていくほど、聞くに聞けなくなっていきます。相手に結婚の意思があるかどうかは誰にも確定できません。だからこそ、話を切り出す前に、自分の側で決められることから手をつけます。
「進まない」の中身は、未提起・未結論・未確定の3つ
同じ「話が進まない」でも、中身は3つに分かれます。話題そのものが出ていない状態。話題には出たが結論が出ていない状態。方向は決まっているが時期だけが決まらない状態。
この3つは、次にやることがまったく違います。話題が出ていないなら、まず論点を出すところから。結論が出ていないなら、何が引っかかっているのかの特定が先です。時期だけが残っているなら、条件を具体化する段階に入っています。
自分がどこにいるのかをあいまいにしたまま人に相談すると、話が噛み合わないまま時間だけが過ぎていきます。最初に置くのはここです。
自分だけで決められること
相手の答えを待たずに決められるものが2つあります。いつまでに答えが必要かという期限と、その期限までに答えが出なかったときに自分がどうするかです。
期限は相手に告げるためのものではありません。告げると交渉のカードのように働いてしまいます。ここで決めるのは、同じ迷いを何度も繰り返さずに済むようにするための、自分のための線です。
答えが出なかったときにどうするかは、決めておくのが一番難しく、一番効きます。ここが空白のままだと、期限が来ても同じ状態がそのまま延長されます。
話す論点は、時期・住む場所・仕事・お金・家族の5つ
「結婚どう思ってる」という聞き方は、答えを気持ちの話に寄せてしまいます。返ってくるのは、そのときの気分に左右される答えです。
分けるとすれば、時期、住む場所、仕事の続け方、お金の扱い、それぞれの家族との関わり方あたりになります。論点に分けると、相手が止まっているのが結婚そのものなのか、そのうちの1つなのかが見えてきます。
全部を一度に話す必要はありません。一度に扱えるのはせいぜい1つか2つ。どれから話すかは、自分にとって答えが出ていないと困る順で選べば十分です。
足りないと感じる理由は、安心・惹かれる感覚・共有の前提の3つ
結婚の話が動かないとき、不安の中身は一つではありません。切り分けるなら3つの方向があります。
ひとつは、安心して話せる関係かどうか。困っていることを言えているか、言っても大丈夫だと思えているか。もうひとつは、相手に惹かれている感覚があるかどうか。3つめは、この先も一緒にいる前提を相手と共有できているかどうかです。
止まっているのがどれなのかで、話すべき相手も変わります。3つめだけが空白なら、話し合いの論点は具体的な条件になります。1つめが薄いと感じているなら、条件を詰める前に、話せる状態を作るほうが先です。
いまの関係と婚活は、別々の判断
いまの関係をどうするかと、別の出会いを探し始めるかどうかは、同じタイミングで決めなくてかまいません。混ぜて考えると、どちらの結論も鈍ります。
順番としては、いまの関係で自分が何を待っているのかを言葉にするのが先です。それがはっきりしないまま次を探し始めると、同じ状態を別の相手と繰り返しやすくなります。
一方で、期限を決めたのにその期限を何度も延ばしているなら、それ自体がひとつの答えになっている可能性があります。
切り替えると決めたなら、相手探しを支援するサービスには入会条件があり、コースごとに費用の内訳も違います。相手探しに切り替える場合の入会条件と費用に、対象とコースごとの費目を並べています。総額はコースの費目から自分で足す形です。別の相談所のプランと並べたいならベルロードのプランごとの費目の置かれ方、自分が入会の対象に入るかを先に見たいならヒーローマリッジの入会条件が入口になります。
人に相談したくなったとき
身近な人に話すと、たいてい結婚するべきかどうかの意見が返ってきます。求めているのがその意見でないなら、話す前に何を求めているのかを決めておいたほうが消耗しません。
もつれた気持ちをほどきたいのか、相手と話す論点を決めたいのか、それとも別の手段の情報が欲しいのか。この3つは向いている相手が違います。相手に結婚の意思があるかどうかは、どの相談先でも確定できません。
眠れない状態が続いているなら、有料の相談サービスより先に眠れない夜が続くときの手当てと、連絡できる窓口を見てください。身の危険を感じている場合の番号は身の危険があるときの通報先と、日付つきの記録の残し方にあります。
論点を一緒に並べてくれる相手を探す段階になったら、占い・カウンセリング・結婚相談で扱える範囲の違いを見てください。結婚相談所は相手探しの支援で、いまの関係の相談窓口ではない、といった違いを並べています。
よくある質問
Q. 何年も交際していれば、結婚の話が出るのが普通ではないですか
A. 交際期間から結婚の時期を決める共通の基準はありません。年数を基準にすると、話し合いが「もう長いのに」という主張になりやすく、論点がずれます。基準にするなら、年数ではなく、自分がいつまでに答えを必要としているかのほうです。
Q. 結婚の話を切り出すと、関係が壊れそうで怖いです
A. 怖さがあるなら、それ自体がひとつの材料です。切り出すと壊れると感じるのは、これまで何を話したときにそう感じたからなのか。そこを書き出しておくと、話す論点を絞りやすくなります。
Q. 相手に結婚する気があるかどうかを知る方法はありますか
A. 確実に知る方法はありません。占いでも心理の相談でも、相手の意思そのものは確定できません。頼りにできるのは、相手が実際にとった行動と、話し合いの場で相手が答えた内容だけになります。

