復縁を考えているときに相談前に決めておくこと

復縁を考えているとき、相談する前に自分で決めておくことの内容を表した手描きイラスト 別れ・復縁前の整理

戻りたい気持ちと、もう終わりにしたい気持ちが、同じ日のうちに何度も入れ替わる。誰かに聞けば決まる気がして、相談先を探しているところ。復縁できるかどうかは誰にも確定できません。だからこそ、話を聞いてもらう前に、自分の側で決めておくことから始めます。

戻りたいのか、いまの状態から抜け出したいのか

最初の分かれ目はここです。相手と関係を続けたいのか。それとも、宙ぶらりんな状態が苦しくて、とにかく終わらせたいのか。似た顔をして現れる2つですが、必要な行動は正反対です。

見分ける手がかりのひとつは、戻ったあとの生活を思い浮かべたとき、何が来るかです。安心なのか、また同じ不安なのか。もうひとつの手がかりは、相手そのものではなく「決まっていないこと」に疲れていないかどうか。

後者なら、必要なのは復縁の見通しではありません。いつまでに何を決めるか、その線引きのほうです。

離れにくいのは意志が弱いからではなく、注いだものの量

戻りたい気持ちの中身は、ひとつではありません。3つの問いに分けてみると、自分が何に引っ張られているのかが見えてきます。

1つめ。一緒にいたあいだ、実際に満たされていたものは何だったか。楽しかった場面を具体的に挙げられるか。2つめ。いま、その相手以外の選択肢をどう見ているか。ひとりでいる時間や、別の関係を思い浮かべられるか。3つめ。この関係にこれまで注いできたもの——時間、生活の変え方、人間関係——はどれくらいあるか。

3つめが大きいほど、満足していなくても離れにくくなります。気持ちが弱いからではなく、そういう仕組みだからです。仕組みだと分かっていれば、自分を責める材料が1つ減ります。

戻るとしたら、何が変わっている必要があるか

復縁を目指すかどうかを決める前に、条件のほうを先に書き出してみてください。同じ状態のまま戻れば、同じところでもう一度止まりやすいためです。

書き出すのは、相手に変わってほしいことではありません。関係のどこが変わっていれば続けられるか、のほうです。話し合いができていなかったのか。会う頻度が合っていなかったのか。将来の話が、同じ前提で進んでいなかったのか。

条件が1つも書き出せないときは、まだ材料が揃っていない段階です。必要なのは相談ではなく、時間を置くことかもしれません。

期限がないと、ほかの決断も止まったままになる

復縁を考える期間には、自分の中だけの期限を置いてください。期限がないと、決めない状態がそのまま続きます。その間は、ほかのことも決まらないままになります。

期限が来たら、その時点の事実だけを見て決め直す。事実とは、相手が実際にとった行動のことです。連絡があったかどうか、何を話したか。相手の気持ちを推し量った内容は、ここには入れません。

期限を相手に伝える必要はありません。伝えれば、相手の返事を待つ材料が1つ増えるだけです。

相談で答えが出ないのは、可能性・時期・相手の気持ちの3つ

相談先を探し始める前に、聞きたいことを1つに絞ってください。絞らないまま話すと、状況の説明だけで時間が過ぎてしまいます。

聞けることの例としては、自分の気持ちを一緒にほどいてもらう、条件の書き出しを一緒に見てもらう、次に何を決めるかの順番を組み立ててもらう、といったことが挙げられます。

一方で、どの相談先でも答えが出ないものもあります。復縁できるかどうか、いつ連絡が来るか、相手がいま何を考えているか。この3つを聞くために話すと、話したあとに残るものは少なくなります。

気持ちを継続して扱いたいのか、今日の行動を決めたいのかで、向いている相談先は変わります。

ただし、眠れない状態が続いているときは相談先を選ぶ段階の手前です。眠れない夜が続くときの手当てと、連絡できる窓口に番号を載せてあります。身の危険を感じているときも同じで、そちらは身の危険があるときの通報先と、記録の残し方です。

聞きたいことが1つに絞れたら、別れた直後に選べる相談先とその限界に、目的別の選び方と各サービスの料金の数え方をまとめています。

よくある質問

Q. 復縁できる可能性がどれくらいあるか知りたいです

A. その数値は出せません。可能性の数値を示すことも、見通しを述べることもしない方針です。相手の状況と気持ちは相手にしか分からず、外から確定できないからです。決められるのは、自分が復縁を目指すかどうかと、その期限だけでしょう。

Q. 連絡を取らない期間を置いたほうがいいと聞きました

A. 一定期間連絡を控えると戻る、といった手順はすすめません。関係の経緯によって前提が違いすぎるうえ、そうした手順は根拠のないまま広まっているものが多いからです。決めるとしたら、他人の手順ではなく、自分がいつまでに何を決めるかのほうでしょう。

Q. 友人には相談しづらいのですが

A. 身近な人に話すと、戻るべきかどうかの意見が返ってきやすく、それが負担になることがあります。求めているのが意見ではなく整理なら、話す前に「意見ではなく聞いてほしい」と伝えるか、話を受け止めてくれる相手を選ぶほうが噛み合うでしょう。

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